絶・対・に・創作の役に立たない映画評のブログ

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雪の日に骨折後、副業を意識した

今回の3000文字チャレンジは「#3000文字雪」。

 

 以前にも、「ブログを始めたきっかけ」を話したが、もう一度話そうかと。

 

骨折がきっかけで、ビジネス書を読み始める

 

 去年の二月頭。ちょうど一年前ほどか。
 自転車で通勤途中、凍った路面にタイヤを滑られてしまい、転倒した。

 そのまま出勤したのだが、手に力が入らない。
 力仕事なので、手が使えないと働けない。

 病院でCTを撮った。
 結果、「右手首にある小さな骨が折れている」とのこと。

 全治一ヶ月半。 

 その間、オレは働けなくなった。

 作家を目指していたので、読書の習慣はあった。
 たまっていた小説を読みあさり、Amazonプライムで映画を見た。
 しかし、結果が伴わない。
 また、働けなくなったことで、別のことを意識し始めた。
「同じようなことがあったときの収入源」が欲しい。

 副業を始めようという意識がちょっと芽生えた。

 メンタリストDaiGoさんの動画に触れたことも大きかった。
 今でこそ、メンタリストDaiGoさんはニコ生主として活躍されているが、月収が二万の時もあったらしい。
 そこで、「ビジネスがうまくいくコツ」を調査したのだとか。

 大事な要素として、
 
・副業で小さく試す
・大手に負けない強みを持つ
・好きなことで稼ぐ

 以上の方法がいいそうだ。

「副業で小さく試す」といっても、「ショボいビジネスをしろ」というのではない。
「本業をしつつ、コストなしで新しいことを始めろ。それは副業として試せ」と語っている。

 オレは本業をいつか辞めたいと思っていた。作家一本で食っていこうと。

 
 だが、メンタリストDaiGoさんが言うには、
 「本業をやめると金銭的余裕がなくなるので、新しいことにチャレンジできないよ」
 と。

 

アダム・グラント著『オリジナルズ』


 アダム・グラント著『オリジナルズ』で、副業の重要性が紹介されている。
 本業辞めた起業家Aグループと、本業をしつつ副業で事業をおこした起業家Bグループを比較した。
 Bグループの方が、失敗率が33%も低いことが分かった。

  
 大手に勝つには大手がやらないことをする必要がある。それを試すには、副業で試すのがいい。
 
 また、「アフィリエイト」、「せどり」、「情報商材」は、やってもいい。
 が、爆発的に儲かるわけではないという。

 アフィリエイトなどは誰でもできちゃう。
 ある程度人が集まると、アフィも稼げなくなる。
 なので、あまり意味がない。

 ならば、「大手に負けない強み」を持った方がいいよね、と。
 大手ができないことを見つけて、独自戦法でドサッと稼ぐのがいい。
 
「コストをかけないで大きいことをしよう」
 というのが、メンタリストDaiGoさんの提案だ。

 他には、「好きなことでの起業が一番いい」という話を語っていた。
 金になりそうなことを始めると、必ず歪んでくる。


 これらの方法論を見た上で、自分にできるコトを探してみた。

 特に力を入れたのが、自己投資だ。
 
 Amazonプライムに入っていると、「プライムリーディング」というサービスが受けられる。
 いつもは小説やマンガなどの、フィクションばかり無料購読していた。
 だが、エッセイやビジネス書なども読むように。
 まず情報を仕入れ、自分の意識を高めようと。

 骨折が治るまでの間、ずっと読書に明け暮れた。
 メンタリストDaiGoさんの動画は、骨折が治った今も見続けている。

カクヨムへ、本格的に参入

 


 小説講座は、ネット投稿に関して懐疑的だ。競争相手が多すぎるからである。

 とはいえ、今から参戦してサイト投稿に慣れておけば、いざ紙業界が廃れてもやっていけると考えた。
 新人賞に応募しつつ、ネットでも書き始める。
 紙媒体より電子が盛り上がってきつつある、というニュースも後押しとなった。
 大変になったが、前に進んでいる手応えはある。
 読んでくれる人も増えた。

 見知らぬ人と話すのは、今でも緊張する。
 とはいえ、小説という共通する話題がある。なので、語り合うには困らない。

 人脈を増やしつつ、「その人たちが楽しめそうな小説とは何か」を探している途中だ。
  

Kindleアンリミテッドも始めた。


 プライムリーディングでは手に入らない図書も多数見つかり、入ってよかったと思っている。
 気に入った本は、 結局買う。だが、それでもプライムでしか読まない本は多い。
 ますます、自己投資に力を入れるように。

 副業を探す他に、投資を始めた。
 
 オーストラリアドルを買って、10年貯める方法を試した。
 結果的に、20万くらい損しているが。
 
 横山光昭先生にならって、つみたてNISAで少しずつ投資も。
 海外経済インデックスファンドに少額つぎ込む。
 今でこそ値下がりしている。けれど、そのたびに口数は増えるので、正体的には楽しみだ。

 やはり、文章で稼ぎたいなと思ったので、ブログ執筆も意識していた。
 


「ブログで月7ケタ稼ぐ方法」が書かれたブログとかも読んだ。
 情報商材誘導記事だったので、そこまで手を出さなかったけど。
 
「プロ無職」さんの動画で、ライティングの達人の方がゲストで来た。
 その方が、
「文章で自己表現したい人はライティングに向いていない。ブログの方がいいよ」
 と、おっしゃっていた。

 それを聞き、オレはブログをやるコトに決めた。

 

考えたのは「映画評」

 

 カクヨムで調査したところ、オレの小説はPV1000弱。
 対して、映画評の方は4000近いPVをたたき出している。

 映画評の方が明らかに文字数が少ないにもかかわらず、だ。

「これはイケルんじゃね?」
 そんなことを考え、はてなブログで試すことにした。

 ただし、はてなで収支報告は御法度らしい。
 大勢のブロガーさんが、「やってはいけないこと」として、注意喚起をしている。
 実際、報告しただけで運営からマークされて潰れたブログも多かった。
 

 このように、とりあえずできそうなコトから試してみようかなと。
 

金持ちが金を稼ぐ理由とは


 ただ、変化はあった。

 最近読んだ本で印象的なのが、ホリエモンさんの本である。

 

「お金持ちがお金を稼ぐ理由は、お金を払って何かをしたいからである」

「何もやりたいことがないのに、キミはどうして金が欲しいのか」

 

 という文が書かれていた。

 そこで、ハッとなった。

 

 ブログで月7ケタも必要ないや、と。

 

 自分が欲しい金額は、AmazonプライムとNetflixの代金と、絵描きさんに投げ銭できる程度のお金だな、と。
 だとしたら、オレに必要な金額ってせいぜい月3、4ケタくらいだなと。

 他の方のブログ執筆術でも、
「大金を稼ごうという目的でブログをやると、ストレスがたまるよ」
 と語っていた。

 整理してみると、自分の求めている金は、「本業プラスアルファ程度」だと気づいた。
 
 第一、確定申告が面倒である。

 確定申告は、本業で年末調整してもらえる。よって、副業で申告しなくてもいい。

 また、オレは作家を諦めたわけじゃない。
 作家年収は、稼いでいる人でも150万程度だという。
 文筆業一本でそれはキツい。
 ライティングの副業も、「文章で自己表現したい人には向かない」とある。

 しかし、自分は副業でやろうとしている。
 特に儲けなどは特に求めていなかったはず。
 どちらかというと儲けさせることに意識を向ければ生き残れるのでは、と考えるように。

 かといって、使い潰されるのはイヤだ。
 なので、また別の稼ぎ口としてブログという予防線を張っている。
 超好きなことはこっちでやろうと。
 それで、多少の金銭が入ればいいな、とは思っている。
 
 そう考えると、金を稼ぐ方法に執着しなくなった。
「別に大金持ちにならなくてもいいな」と。

 

人との関わりの方を大事に考える

 

 最終的に、オレは

・本業は当分辞めない
・作家は引き続き目指す 
・収益 月4ケタくらいを目指すブロガーになる
・投資は、ぼちぼちやる

 現在、こんなカンジで意志決定した。

 また次の雪が降ってくる。

 今のところ、どれも何もお金にはなっていない。

 ただ、始めたことで「人との関わり」という芽は出始めた。

 そっちを大事にしたいなと思う。

(終わり 3107文字)