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『スペクトル』(2016) 土御門くん、謎の生物兵器と対決!

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 Netflixのオリジナル作品

 

謎の透明な生命体

 技術開発所の博士を務める主人公は、画期的な破壊装置を開発した。
 だが生物相手の実験を嫌がり、プレゼンに失敗する。
 戦争中のため、軍事に使えるものを欲したのだ。
博士は、防衛の為に技術は使われるべきだと主張。
 そんな博士に軍から調査依頼が。
 正体不明の透明な物体により、進軍が滞っていると。


調査へ

 撮影機能付きゴーグルの映像を見せてもらう。
 兵士を襲った謎の物体を、軍は「光学迷彩によるクローキング技術を持った敵兵」と認識していた。
 だが、地元の住民は「あれは霊だ。戦争の亡霊だ」と主張する。

 博士は「データ不足だ。物体そのものを撮影しないと」と、調査を願い出る。
 特殊なカメラを装甲車両に設置して、撮影できないかと。

 が、軍の兵隊はいい顔をしない。触らないでくれと博士を追い出そうとする。
 そこへ、博士をよく知る人物が「彼がこの装甲車を作ったんだぜ」と説得。
 事なきを得た。


 反乱軍の襲撃で孤立した部隊がいるという建物へ。
 そこに現れたのは、やたら足の速い発光物体だった。
 二足歩行する人型物質によって、救援部隊は半壊。
 敵はライフルはおろかバズーカすら効果がなかった。

 作戦失敗し、撤退する軍隊。
 装甲車を地雷で失い。工場へ避難する。


敵の正体と弱点

 工場にいた幼い姉弟の姉によると、謎の生命体の正体は、亡霊だと語る。
 亡霊は鉄くずに弱いらしく、工場の周りに鉄くずを撒いていたから、少女と弟は無事だった。

 逆転策を練り、博士はカメラをサーチライトに改造する。

 
 救援との合流ポイントに到着したが、弟の方が死んでしまう。

 キレた主人公は、軍用ヘリの風圧を利用して、鉄くずの入った瓶を大量に割る。
 鉄くずをまき散らし、ヘリを守る。

  
創作ポイント:なるほど、わからん

 避難所で、少女に詳しく話を聞く。
 あの物質は、発電所から沸いてきたらしい。
 主人公は、重大なヒントを得た。
 
 敵の仕組みには、SF的な要素があるらしい。
 説明は難しく、オレには理解できない。
 とにかく、奴らは敵兵の作り出した殺人兵器、つまり、人工物であることは判明した。
 人が作ったモノなら、弱点があるはずだ。

 あらゆる電子部品を武器に取り付け、逆襲のための武器を作り出す。

 物体を作り上げている敵のアジトへ殴り込みをかけに向かった。

 でも、説明されても分からん。
「そうか、あいつらはこうやって作られたんだ!」
 と、ビジュアルで見せるシーンがある。
 でも、やっぱり分からん。

 分からなくても、なんとなく「こうやったら倒せるんだ!」というのがだんだん分かってくる。
 それで十分面白いので、よし。

まとめ

 世の中には説明されても分からないことがある。
でも、「こうやったら殺せる」が分かればいいかもね。
  
 
●余談

 オレは、本作を吹き替え版で見た。
 なんか主人公の声、特徴的やなー、どっかで聞いたことがあるなーと思って調べた。
 主人公を演じるのは「勝 杏里(かつ あんり)」さん。


『と金』の土御門だった。