絶・対・に・創作の役に立たない映画評のブログ

創作に役立つ、オススメの映画を紹介

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

パパVS新しいパパ(2015) そして父になれない!

子どもを作れない男が父親になる話、だったのに! 二人の子持ちと再婚したブラッド(ウィル・フェレル:岩崎ひろし)は、妻には愛されているが、連れ子たちからは「のけ者」にされている。 父親らしく振る舞ってはいるが、子どもたちは彼を名前で呼ぶ。 息子…

死霊館のシスター(2018) 全ての元凶

悪魔ヴァラク 1952年、二人の修道女が地下墓地へ向かう。戦争で復活した悪魔ヴァラクを封じるために。 目の前の扉には「神はこの場所で死す」と書かれていた。 とある公爵が、修道院内で多くのシスターをイケニエにして、悪魔を召喚しようとしていた。 その…

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 (2017) 「騙されんぞ!」2017

1990年版のリメイク 雨の中、ジョージィは兄が作ってくれた船を排水溝に流してしまう。 手を伸ばしてみるが、届きそうにない。 だが、排水溝の中には不気味なピエロが。 名をペニーワイズさん(ビル・スカルスガルド/多田野曜平)という。 ジョージィはペニ…

未来のミライ(2018) あーもう、くんちゃんめんどくさい!

鉄オタ、不思議体験をする かまってちゃんで鉄オタな「くんちゃん(上白石萌歌)」に、妹ができた。 最初の頃は、「部屋を片付けろ」と指示されても、余計に散らかしてしまう困ったちゃんとして描写される。列車の名前は全部言えるのに。 これまで家族の愛情…

劇場版 美少女戦士セーラームーンR(1993) 『木根さんの一人でキネマ』の「泣ける映画」は、本当に泣けるのか!? 検証第一弾!

木根さんの一人でキネマ 35話 映画マニアなアラフォーの日常を描いたマンガ 『木根さんの一人でキネマ』 の35話は、「泣ける映画」の特集だった。 「映画で泣いたことがない」という友人トシコを泣かせられる映画を、仲間内で紹介し合う話である。 アニオタ…

マクラーレン ~F1に魅せられた男~(2017) 挑戦し続けた男の、早すぎる死

F1チーム創始者の人物像 ブルース・マクラーレンは、インタビューで「資金がもっとあったら、もっと勝てるか?」 と問いかけられ「ダメになる」と答えた。 「組織は、巨大になりすぎると融通が利かなくなる。身軽な方が戦いやすいね」 ガソリンスタンドを…

アウトサイダー (2018) 仁義なき戦い + ブラックレイン?

青い目のヤクザ 1954年、大阪。 元米軍のニック(ジャレッド・レト)は、刑務所で知り合った清(浅野忠信)を、偽装工作で逃がす。 その方法が、『仁義なき戦い』で「梅宮辰夫氏が、菅原文太氏の前で切腹する」偽装自殺シーンと酷似している。というかまんま…

ザ・サークル(2017) ハーマイオニーちゃん VS トム・ハンクス!

すべては顧客の「いいね!」のために メイ・ホランド(エマ・ワトソン:沢城みゆき)は、イーモン・ベイリー(トム・ハンクス:江原正士)がCEOの会社「ザ・サークル」に入社した。 そこでは、「小型カメラを社内や私室のあちこちに設置し、私生活を配信する」…

君の膵臓をたべたい(2017) あなたはまだ、「なろう系小説は『異世界チートハーレム』しか流行ってない」と思っていませんか?

珍しく陰キャな小栗旬 志賀は学校の教師をしているが、引き出しには退職願が入っている。 小栗旬氏の演じる役としては、珍しく陰キャだ。 志賀は、教師から図書室の整理を頼まれる。 助手の生徒に、志賀は当時知り合った、今は亡き少女の話をする。 「君の膵…

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016) 泣きの三味線

三味線弾き語り少年 クボ(矢島晶子)は母を看病するかたわら、三味線で折り紙を操り物語を伝えて日銭を稼いでいた。 ハンゾウという侍が、三つの武具を集めて月の帝を倒すという物語だ。 しかし、肝心のところで途切れてしまう。 クボの母は、月の帝からク…

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014) クソリプしたら人生変わったwww

クソリプで行き場をなくしたシェフ 一流レストランに勤めるカール・キャスパー(ジョン・ファヴロー:木村雅史)は、創作料理を出したい。 しかし、オーナーからは「定番料理を出せ!」と叱られる。 本日のお客は1000万ドルが動くほどのブロガーだ。 結局、…

3000文字成長 周りと比較しない

小説講座の生徒が集まって、飲み会 卒業生が本を出したからだ。 デビューして五年、かなりの苦労もなされていたので、新作出版は嬉しいことだ。 他の生徒たちからも報告があった。 一人は出張した。 他の人は出世した。 ある人は知り合いの女性と結婚した。 …