絶・対・に・創作の役に立たない映画評のブログ

創作に役立つ、オススメの映画を紹介

3000文字成長 周りと比較しない

小説講座の生徒が集まって、飲み会

 卒業生が本を出したからだ。
 デビューして五年、かなりの苦労もなされていたので、新作出版は嬉しいことだ。
 
 他の生徒たちからも報告があった。

 一人は出張した。
 他の人は出世した。
 
 ある人は知り合いの女性と結婚した。
 ショートショートが本に載ったりもしている。

 一人は家を買った。
 ボクよりだいぶ年下の人が、だ。

 
 オレはどうだろう?
 成長したのかな?

◆創作方面

 オレは未だに、デビューもできていない。
 カクヨムで活動するようになったが、まだまだこれからだ。
 フォロワーも増えて、PVもある程度いただけるようになった。

○投稿先
 カクヨムで開催されている「ドラゴンノベルズ大賞」に投稿して、結果待ちだ。

カクヨムを利用して一年、それなりに成果は出ている。
 今まで長編をアップしても、一話あたりのPVは伸びなかった。
 全話アップしても500PV程度である。

 それが、他の作者さんを覗きに行ったり、フォローしていくにつれて、PVがつくようになっていった。
 作品をフォローしてもらう機会も増えた。

 自分自身も、相手の作品を読み、フォローする。
 そういったことを繰り返すうちに、作品の評価も高まった。
 
 今までは、作品を出してもせいぜい1000位程度。
 それが、今では100位を超えるまでにまで成長した。

 これは大きな成果といえる。
 ものになっているかと言えば、なっていない。
 書籍化の声なんて掛かっていないし、作品を本に載せるという話は出ていない。
 
 しかし、もっとも成長を実感できた。
 
 なろうの「アース・スター ノベル大賞」に向けて、作品を発表し続けている。

 他には、坊っちゃん文学賞向けにショートショートを書いた。
 これは9月末までに投稿予定だ。

 執筆の量も、結構増えた。

 昔は一刻も早くデビューしたかったので、デビューすれば書籍化が確定する長編ばかり書いていた。
 本にならない短編には目もくれなかった。

 だが、今は短編も沢山書いている。
 本にならなかろうが、面白そうなら、書けそうなら手当たり次第だ。
 
 そのおかげか、カクヨム公式さんからレビューまでいただけた。
 去年一番の成果は、それだろう。
 
 
 問題は、読む方だ。
 人の作品にまで、頭が回らない。

 自分の作品のレベルを上げるには、やはり人の作品を読み込んだ方がいい。
 自分だけで創作していると、頭打ちになってしまうのだ。
 
 この部分だけは、まるで成長していない、と言える。

 面倒なのではない。
 面白い作品が沢山あって、どれから読もうか迷っているからである。
 これは、嬉しい悲鳴だ。

 また、なろう系は「なろう当時の文体」と「書籍化された文体」が、えらく違う。
 インパクト重視のネット版より、書籍の方がやはり話の流れも描写も濃いめ。
 この違いも、理解する必要がある。

◆金銭面

 ビジネス書を、Kindleアンリミテッドで読みあさる日々は、まだ続けている。
 オレは特に金持ちになりたいワケではなく、効率よく稼ぐ方法が知りたいと分かってきた。
 メチャクチャ稼ぐには、それなりに知恵や時間が必要と分かったので、金を稼ぐ方法は、「浪費を抑える」ことで対処することにした。
 そっち方面の知識を増やしている。

 無駄がなくなれば、その分ほかの資金に回せる。

 読みたいマンガも買える。
 マンガはサッと読めるので、なるべく買えば優先的に読むことにした。

 ビジネス書は要点を絞って

 また、最近はアンリミテッドでもなろう発の出版物が多くなってきた。
 これにも手をつけて、

 貯金は多少あるが、将来的に安定したお金があるわけじゃない。
 何か大きな不運が起きれば、フッと消えてしまう程度の金額だ。

◆プライベート方面

 
 別に出世もしていない。
 特に給料も上がったという実感もない。

 給料が低いので、女性も寄りつかない状態だ。

 ただ、日々の生活に困窮するなどといった事態には陥っていない。

 若いうちに貯金癖をつけたのがよかった。

 オレは特に課金ゲーや、金の掛かる趣味を持っていない。
 休みの日は、本かKindle読むか、家や映画館で映画を見るくらい。

 読む本は、ビジネス書が増えた。
 同じ内容が書いてある本や、YouTubeで紹介されたものと同じことが書いてある本は、スルーする。

 今読んでいるのは、「TESTOSTERONE」さんの筋トレ本だ。
 
 今年見た映画は、おそらく100本超えたと思う。

 しかもほとんど「配信映画を倍速で見る」という手法であり、いうほど映画に時間を取られていない。

 おかげで、時間が有り余っている気がする。

 周りでは「執筆時間が足りない!」という話を、よく耳にする。

 オレ自身、「有効な時間の作り方」などをYouTubeで見るので、あまりそんな気分にはならない。

 今後も、映画も読書も動画も執筆も、楽しんでやっていきたい。
 まだまだインプットもアウトプットも足りていないと思っている。

 新しいことはキリがない。

他人と比較しない生き方

 精神科医・樺沢紫苑先生によると、
「比較すべきは、他人ではない。『過去の自分』を超えることが大事」
 なのだそうだ。

・過去の自分を超える
 
 人と比較し続けても、ある人を超えることはできてもさらに凄い人が出てくる。
 キリがない。
 やがて、絶対に超えられない人物が現れ、向上する意欲をなくすのだ、と。

 そうではなく、過去の自分と比較し、それを超えることが大事なのだという。
 過去の自分が相手なら、間違いなく成長を実感できる。

・コンフォートゾーン「快適空間」から抜け出す
 
 自分の中の快適な空間「コンフォート・ゾーン」から抜け出し、新しいことにチャレンジする。

 秘訣はちょいムズ。

 人間の領域には、
 
快適領域:コンフォートゾーン
学習領域
危険領域

 の三つの領域がある。

「昨日と同じ生活をしている」状態が、
「コンフォートゾーンから出ていない」という状態である。

「コンフォートゾーンから出る」とは、「新しいことにチャレンジする」ことだ。

 かといって、辛いことを頑張ることが
「コンフォートゾーンを出ること」ではない。

「楽しい学習領域を見つける」ことが大事なのである。
 
 跳び箱を5段飛べる人が、6段に挑戦することは難しい。
 でも、「できそうだ」と思える。無理な設定ではない。
 これが学習領域、つまり「ちょいムズの領域」である。
 
 だが、5段も飛べない人が、8段に挑戦するのは危険領域になる。

 目標は、小刻みに設定する必要がある。
 いきなり高い目標を設定すると、挫折してしまう。

 ちょっとずつやって、上手くいきそうなら全力でいく。

 コンフォートゾーンから出ても楽しくないのであれば、それは
「チャレンジの量が足りない」
 状態である。
 もっと新しいことを見つけて、できそうなところを突き詰めていけばいい。

 いきなり全部成功することは難しい。
 成長とは、トライアンドエラーの繰り返しである。

誰だって、スタートはゼロから

 なろうなどの小説投稿サイトや、ブログをやっていて思うのは、
「やっぱ誰でも最初はゼロからなんやな」
 ということだ。

 目的を達成している人は、誰しも多くの「1」を積み重ねていることが、よく分かる。
 最近は、常にそう思う。

 いきなり一日で彗星の如く現れた人なんていない。
 天才だと思っていた人だって、積み重ねてきた経験がある。
 どの人も、たった一人から始めて、前に進んできた人ばかりだ。

 オレは、どれくらい前に進んだだろうか。
 後退した部分もあるかも知れない。

 しかし、確実に前に進んでいる。

 世の中には、まだまだオレの知らない世界や作品が山ほどある。

 
 オレは、まだまだである。