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キミは、「ファミッ子大作戦」を覚えているか? オレは覚えていない!

今回の「#3000文字チャレンジ」のテーマは、


#3000文字10歳の頃

 

 である。

 

 当時は1986年。たしかバブルまっさかりだったはず。
 だが、オレは子どもだったので、そんなに恩恵は受けてない。
 バブルの良さを体感しているのは、おそらく当時の大学生辺りだろう。
 
 10歳の頃をリアルで思い出したら、イヤな思い出しかなくてウツになった。


 なので、「1986年って、どんな映画が流行っていたのか」にシフトチェンジする。


 言っておくけど、映画に関してはすべてTVか、レンタル、配信で見た。
 
◇見た。覚えている。

●金曜ロードショーか、日曜洋画劇場、ゴールデン洋画劇場で見た。
 
・バタリアン
 
 おそらく、一番好きなゾンビ映画。
 無敵すぎ! 焼かない限り死なない。
 でも、燃やすと増える!
 焼いた際に出てくる煙が雨雲を作って、その雨が墓に染みこむと中の死体がゾンビになってしまうのである。
 
「全く隙のない最強のゾンビを作ったる! と意気込んで作りました」とは、監督の弁。

 登場人物の一人がゾンビを生き返らせる際にゾンビ化が進行してしまって、自分で焼却炉に飛び込む。
 普通のゾンビ映画なら、自分は人を襲わなくて済むのでいい話だ。
 なのに、この映画だと「ムダにゾンビを増やす手助けをしてしまう」といった不幸を生み出してしまう。

・天空の城ラピュタ
 ラピュタってこの時期かと思った。もっと前か後ろあたりかと。
 ニコニコ動画に、弁当の「肉団子スープ」を再現した動画が複数あり。
 この時代に、エンタメ系アニメ映画は既に完成している。

 ムスカ大佐のCVが俳優の寺田 農(てらだ みのり)さんというのは、意外と知られていない。
 こういう一例があるから「俳優を声優に起用するなんて!」とかいう理屈は通用しないんだからな!
 SWのハン・ソロも村井國夫さんやってんぞ!

・エイリアン2

 お荷物だった主人公が超成長して帰ってきた!
 シガニー・ウィーバーの顔が、スタローン並みにたくましくなっている。
 この映画から、有機体アンドロイドやパワードスーツがブームになった気がする。
 
・エルム街の悪夢
 ヒロインが入局中に寝ちゃって、股の間からフレディの手が「ニョキッ」て出てくるシーンが最高だった。

 ただ、ホラー映画は「基本クリーチャって殺しても死なない」って分かった段階で興味が失せてしまう。
「13日の金曜日 パート6」とか公開されていたが、ちょっとキツいなと子どもながらに思っていた。

・ベスト・キッド2
 ダニエルさんが足折れてからの話。
 2は1の直後なので、ダニエルさんが優勝してから、相手チームのボスにミヤギさんがケンカを売られるところから始まる。
 基本、本作は「ざまぁ系」なので、当然ボスは軽くあしらわれる。

 そこから沖縄に行くのだが、「ここはベトナムか?」と思うくらい異国感が凄い。
 
・ポルターガイスト2
 内容はあんまり覚えてない。
 キャロルアンが骨になっていく予告編がやたら印相的だった。
 この頃はTVでもホラーバンバン流していた。血がドバーなシーンとか平気で放送していたな。
 ただ、本作はどちらかというと汚物ドバー系。
 人が死ぬと言うより、汚物まみれになったり、精神的ブラクラ多数など、「不快なシーンが多発する」映画だった思い出がある。
 
・ハイランダー 悪魔の戦士
 首をはねられない限り死なない剣豪の殺し合い。
 重厚な戦闘シーンがカッコいいんだ。
 これと『モウリョウ戦記 MADARA』を見て、中二病を発症!


●レンタル、もしくは配信 

・ジャズ大名
 もうブログで紹介したので割愛。

・ラビリンス/魔王の迷宮
 デビッド・ボゥイがジェニファー・コネリーをさらって自分の城に連れ込む話。
 
・未来世紀ブラジル
 BGMがビールのCMにやたら使われているSF映画。
 
・ロッキー4/炎の友情
 ロッキーのライバル、アポロが死ぬ話。


 これを知っていると、『クリード 炎の宿敵』をより一層楽しめる。

 

・ドラえもん のび太と鉄人兵団
 新旧ともに名作。
 鏡の世界にしずかちゃんを連れ込んで、ザンダクルスを操縦させる。
 旧版はミサイルを撃ってビルを壊してしまう程度。
 だが、新版は「都市一個破壊する」レベルの災害を引き起こしてしまう。エヴァンゲリオンよりひでぇ。
 このように、新版はしずかちゃんのキリングマシーンっぷりがより際立っている。

・トップガン

 名作って、見ようと思っていて忘れてるよね。

 

●見た気がする。けど内容を覚えていない。
 
・ショート・サーキット
 見た記憶はあるんだが。
 
・プロジェクトA子
 ただ、10歳のころではなく、「アニメだいすき!」で見た。ちょこちょこ見た程度で、内容は覚えてない。
 
・ガルフォース eternal story 
 これも「アニメだいすき!」だったはず。
 
・レモ/第1の挑戦
 途中から見たので、内容全く覚えてない。
「チャンネルつけたらやってた」という感覚。
 超有名な暗殺者小説の映画版と知ったが、「銃弾を避ける」「川の上を走って渡る」など、アレなシーンが多い。

 
◇見たことないけど有名
 
・GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦
高橋名人と毛利名人は知ってる。
 16連射でスイカを叩き割るシーンだけが、やったらリピートで放送される。
「高橋名人と言えばこのシーンですよね?」といわんばかりに。

 

◇当時のアニメ
 
聖闘士星矢
めぞん一刻
ドテラマン
宇宙船サジタリウス
初代ドラゴンボール
銀牙 -流れ星 銀-
機動戦士ガンダムΖΖ
ワンダービートS-スクランブル-

 だいたい知っているはずなので、ほぼ割愛。
 知らなそうな作品だけ紹介。
 
・Bugってハニー
 高橋名人が「冒険島の原人」となって、妖精と一緒に冒険するアニメ。
 主題歌も高橋名人が担当している。

 
・マシンロボ クロノスの大逆襲
 マシンロボって言っているのに、マシンロボはほぼ活躍しないアニメ。
 でも主人公機はカッコいいのよ。基本徒手空拳で敵をボコる。
 なんか夢中になってみていた記憶が。

 

◇特撮

・超新星フラッシュマン
「主人公が全員異星人に育てられた地球人」という珍しい設定の戦隊ヒーロー。
 地球に帰ってきて、親を探すとかそういう設定。
 
 故・石塚運昇さんがラスボスの声を当てている。
 また「中田譲治さんが顔出しで敵」やってた。しかもメカクレ! やたらカッコイイ。

・時空戦士スピルバン
 敵の目的が特殊で「水が欲しい」という動機で、地球を襲いに来る。
 ラスボスが「真水でしか生きられない」という設定。
 海水が真水に変えられたりと、脅威と言うより「迷惑な敵」である。

 ヒロインがメタルヒーローに変身するというアイデアも斬新だった。

 

◇雑誌
・マル勝(かつ)ファミコン

 ドット絵でキャラが描かれた表紙が最高だったファミコン紹介雑誌。
 オレが初めて買った号は「アルゴスの戦士」が表紙だった。

 

◇当時あったゲーム

・高橋名人の冒険島
 アプリ化されていて、甥っ子が遊んでた。
 
・ガルフォース
 欲しかったなー、ガルフォース。
 飛行機が変形して、攻撃パターンが変わるのよ。
 かっけーと思った。それ見ているだけで腹が満たされた。


 また、昔は「ファミッ子大作戦」というゲーム番組があった。
 10人くらいの小学生がファミコンを遊んで、ハイスコアを競う番組だった(確か。
 小学生が全員TVに背を向けてゲームに勤しむ場面は、実にシュールだった。
 
 これ、すごいのが、「橋本名人」って人がいたのよ。
 当時はバンダイの社員さんで、営業をやっていらした。
 ゲームのマル秘テクなどを教えてくれる人だったのね。
 
 
 この方の正体は、現スクウェア・エニックス・ホールディングス専務執行役員の、「橋本 真司」さんなのです!
 当時は伊達眼鏡をかけて、ゲームの裏技を紹介してくれる方だった。
 後にバンダイを退職し、スクウェアに。

 
|まとめ

 このように、今の主流となっているエンタメのスタイルなどが、確立されていった時代と言えるだろう。