絶・対・に・創作の役に立たない映画評のブログ

創作に役立つ、オススメの映画を紹介

映画、何を基準に見る? 

 今回の3000文字チャレンジのテーマは「 #3000文字選び方 」。

 

 やはり、ここはシンプルに映画でいこうかと。


□カンフーアクション見たい人!

●スパルタンX

 まずは軽めのジャブで。
ジャッキー、サモハン、ユン・ピョウの三大スターが組んで大暴れする話。
 アクションだけではなく、コメディもオススメ。
 ジャッキー映画のようなカンフーが見たいって人はこちらがオススメっす。
 
 
●マッハ!

 盗まれた仏像の頭部をめぐって戦うムエタイの達人の話。
 ワイヤーアクション全盛期に誕生した、タイのムエタイアクション。
 主演はトニー・ジャー。
 
 CGなし! ワイヤーアクションなし! スタントマンなし!
 
 ムエタイだけではなく、スタントアクションも魅せてくれる。

 また、タイのお国柄なのか、それともカンフー映画のリスペクトなのか、ラストがものすごく切ないのも特徴だ。
 
 
●ザ・レイド

 麻薬王のアジトに匝瑳市に行ったら速攻バレた!
 そこからは息継ぎなしのノンストップアクション!
 
 インドネシアの国民的格闘術『シラット』が炸裂する。

 この映画で異彩を放つのは、麻薬王の側近であるマッド・ドック師匠。
 攻めてきた警察の幹部をとっ捕まえて、銃まで奪って絶対的有利な状態!
 なのに、彼は銃をバラし始める。
 彼は言う。「銃など、ファーストフードだ」と。
「拳でやり合おう」

 なんと、銃を奪っておきながら、素手で決着をつけようぜと、幹部を縛る縄をほどくのだ。
 カッコイイ!

 
□「ガンアクションでしょ!」って人!
 
●ジョン・ウィック

 やはり、アクションが好きなら、この映画かと。
 銃も出てくるが、ガンフーという格闘技術が出てくる。
 しかも、キアヌのヘッドショット率がハンパない。

 チャプター3には、さっき説明したマッド・ドッグ師匠も出るぞ!


●エクスペンダブルズ

 ありとあらゆるアクション映画のスターを集めて作られた、ガンアクション映画。
 ある意味スパロボみたい。
 敵もジャン・クロード・ヴァンダムやメル・ギブソンといった一筋縄ではいかない相手。
 
 
●デスペラード

 アントニオ・バンデラスが、恋人を殺したマフィアに復讐する話。
 
 これは、ラストに登場する二人組の仲間が素晴らしい。
 マシンガンを搭載したギターケースをもった「カンパ」。
 ロケラン搭載のギターケースを駆使して足を伸ばす「キーノ」。

 この二人が出てくるシーンだけ、オレは何度もリピートした。

 
□サスペンス、ミステリ系で

●鑑定士と顔のない依頼人

 いけ好かないマウントジジイが、美女に翻弄される話。
 視点次第で、胸くそにもざまぁにもなる一風変わった映画。
 これはぜひ騙されて欲しい。
 
 
●22年目の告白 -私が殺人犯です-

 五人も殺した殺人犯が、時効直後に記者会見を行う話。
 このどんでん返しは、想像できなかった。
 

●白ゆき姫殺人事件

『告白』原作者の映画。
 ネット上の憶測に翻弄されたOLの逃亡劇。
 いかにネット探偵が当てにならないかを物語る作品でもある。

 
●オールド・ボーイ

 一五年監禁された男が繰り広げる復讐劇。
 日本のマンガが原作の、韓国映画。
 ラストに展開される犯人の動機も、実に韓国っぽい。


●ファイト・クラブ

 ブラピがエドワード・ノートンをたぶらかす心理ミステリ。
 上半身裸の男どもが殴り合っているだけなのに、見入ってしまう。
 衝撃の展開が面白い作品。
 

●セブン

 ブラピがケヴィン・スペイシーにたぶらかされる心理ミステリ。
 モーガン・フリーマンの老刑事もいい味を出していると話題に。


●テルマ&ルイーズ

 レイプしようとした男を殺してしまい、逃亡する羽目になった女二人旅。
 空しいラストが印象的。
 
 
●マジカル・ガール

オヤジが娘に魔法少女のコスプレ衣装を買ってあげるため、色々な人を不幸にしていく。
「娘のためなんや!」と、オヤジの罪悪感が希薄なのもまた悲劇的。
 
 
□ホラーどうよ?

●ミスト

 モンスターを産む霧から脱出しようとする親子と、霧を受け入れようとするBBAの対立。
 霧が立ちこめる街を出ようか、ショッピングモールに籠もっておくかしている間に、対応が後手後手に回る。
 この題名が出ただけで、トラウマが再発する映画ファンは多いかもね。

 
●CUBE

 立方体の牢獄から脱出しようとする男女が、疑心暗鬼になっていく話。
 怖いのが、部屋の仕掛けより一緒にいる仲間という恐ろしい展開が待っている。

 
●28日後…

 ゾンビが沸いた街から逃げだそうとした男が、軍隊と衝突する話。
 人が誰もいないまま当てもなくさまよい歩き、ゾンビに襲われるまでのシーンを延々とり続けるという手法が面白い。

 
□コメディないの?

●真夜中の弥次さん喜多さん
 東海道をバイクで疾走する時代劇。
 コメディだがクセが強く、ラストは結構もの悲しい。

 
●ダーティ・グランパ
 
 孫との旅先でロバート・デニーロが無双するロードムービー。
 ボディビル大会に出たり、女をはべらしたりとやりたい放題。
 旅に出た理由も「ヤリたいから」と分かりやすい。

 
●アフタースクール

 大泉洋氏が、いなくなった堺雅人氏を探す素人探偵もの。
 と思うじゃん?
 全然違うから!

 
●サマー・タイムマシンブルース

 ムロツヨシ氏がウザイ!
 この一言で、この映画がどんな作品か分かっていただけるかと。


□アニメは?
 
 
●最終教師

 竹中直人さんが「Gの細胞を移植された教師」を演じる。
 対抗するは、終始ブルマ姿のスケバン。
 ブルマを穿いてないと冷え性で弱体化するという設定。

 
●パーフェクト・ブルー

 宮部みゆき先生原作の方ちゃうぞ!
 竹内義和先生原作の方やぞ!

 アイドルが脱アイドル化しようとして、奇妙な現象に振り回される話。
 ホラーと言えばホラー。ミステリといえばミステリ。
 ただ、今敏監督独特のタッチで、幻想的。


●ブレイブ ストーリー
 
 こっちやぞ、宮部みゆき先生原作は! 

 
●東京ゴッドファーザーズ

 捨て子の親を探すホームレスたちの奮闘。
 映画ファン以外の評価も高い。
 
 
□実話 ドキュメンタリー系

●ホイットニー:本当の自分でいさせて

 ホイットニー・ヒューストンが、ホテルの浴室で死ぬまでのドキュメンタリー。

 ドキュメンタリーの中でもぶっちぎりで胸くそ。
 世の不条理感を全部詰め込んだような映画。

 
●アルゴ

 ニセ映画の企画を持ち込んで、イラン滞在中のアメリカ大使らを連れ帰るぞ大作戦。
 実話に基づいた話。


●戦場のピアニスト

 実在のピアニスト「シュピルマン」の半生。
 ショパンの曲に詳しくなれる。
 シュピルマンが逃亡中に手に入れるジャムが、これまためっちゃ美味そうなのよ。
 
 
□吹き替えで選ぶ映画
   
●ラブリー・ボーン

 連続殺人鬼の餌食になった少女が、幽霊になって好きな男の子に思いを告げる話。

 主人公の少女を演じるのは、早見沙織さん!
 これだけで切ない!
 
 もうね、展開は「胸くそ」なの。
「女の子ってこういうもんかなー?」
 と思って、覚悟してみた方がいい。

 早見沙織さんが好きなら、アニメ「RBWY」シリーズや、「パシフィック・リム アップライジング」がオススメよん。
 
 
●ハンガー・ゲーム

 水樹奈々さんが主人公の声を当てている。
 妹が釘宮理恵さんで、こちらの声も素晴らしい。
 男性も中村悠一さんや神谷浩史さんと、実はこの映画以外ではゲームくらいでしかお目にかかれない組み合わせなのだ。

 水樹さんの役がね、地味子なのよ。そこがまたよくてねー。


●ドント・ブリーズ

 水樹奈々さんが盲目のオジイに追いかけ回される話。

 これも水樹奈々さんよ。
 内容は結構グロいので、見る方はご注意を!
 

 さっき調べたら、「キャプテン・マーベル」も水樹奈々さんなんやね。


□まとめ
 
・監督で選ぶ
・キャストで選ぶ
 の他に、
・声優で選ぶ
 という選び方もある。

 アニメだったら作画とか、音楽系とか。
 
 これだけ「自分なりの選び方」さえ知っていれば、多少は通ぶれるかなー、と。
   
あと、マニアックな選び方をする際は、「何もかも自己責任」「何もかも自分勝手」というスタンスを忘れないこと。
 
「誰かに言われたから」、「ネットでススメられた」というより、全部自分で選んでさえいれば、合わなかった映画も受け入れられる。

 ・それは経験値になるので、より沼にハマるかと。